【翠富士】知られざる学歴と相撲人生の深い関係性とは？
近年、その小兵ながら華麗な技で土俵を沸かせる翠富士。
ちびっこ相撲の記念撮影😊
若元春、翠富士、琴櫻、阿炎#静岡場所 pic.twitter.com/tzZuPF3Mx5— モム (@mom_sumo) October 12, 2024
今朝は伊勢ヶ濱部屋へ。
ただでさえ多かったところに宮城野勢も合流しているので、テントの中は力士だらけでした😅
昨年の大阪場所での優勝が記憶に新しい尊富士さん。
幼稚園児が訪ねてきたのでテントから出てきた翠富士さん。そして良ノ富士さん。 #伊勢ケ浜部屋 #相撲 #大阪場所 pic.twitter.com/mOQmB922HX— RICK (@RICKsan_001) February 27, 2025
幕内上位まで上り詰め、三賞も獲得するなど、今後の活躍が期待される力士です。
今回は、翠富士の出身中学・高校・大学といった学歴を深掘りし、彼の相撲人生における影響について考察していきます。
小柄な体格をものともしない、翠富士の相撲人生
翠富士こと庵原一成は、1996年8月30日、静岡県焼津市に生まれました。
身長171cmと小柄ながら、その体格をものともしない多彩な技とスピードで、番付を駆け上がってきた実力派力士です。
彼の相撲は、低い姿勢から繰り出す素早い動きと、相手の力を利用した巧みな技が特徴です。
特に「肩透かし」を得意とし、体格で勝る相手を鮮やかに投げ飛ばす姿は、多くの相撲ファンを魅了しています。
「小柄だけど、その技と速さには驚かされるね。」
「本当に。体格以上の実力で、土俵を沸かせるのが魅力よね。」
「翠富士が「明るい赤色」のまわしでファンの目引く「大勝ちか大負けがいいなと思って」」
翠富士の学歴を徹底解剖！
焼津市立焼津中学校時代
相撲との出会いは小学校2年生の時。
地元の相撲大会で準優勝という結果に終わり、悔しがる母親の姿を見たことで、本格的に相撲を始めることを決意しました。
小学校5年生の時には、わんぱく相撲の全国大会に出場するなど、早くからその才能の片鱗を見せました。
焼津市立焼津中学校に進学後も相撲を続け、1年生で全国中学校相撲選手権大会に出場するなど、順調に成長していきました。
しかし、中学時代は一時的に相撲から離れる時期もありました。
夏休みになると遊びに夢中になり、稽古をサボるようになったそうです。
そんな翠富士を相撲の世界に再び引き戻したのが、飛龍高校相撲部監督の栗原大介氏でした。
栗原氏の指導のもと、中学3年次には再び相撲に打ち込み、部員2名ながら全国中学校相撲選手権大会で8強入りを果たしました。
「中学時代の挫折もあったけど、栗原監督のおかげでまた立ち直ったんだね。」
「うん、逆境を乗り越える力って大事だわ。」
静岡県立飛龍高等学校時代
中学卒業後、相撲の名門校として知られる静岡県立飛龍高等学校に進学。
高校時代も相撲部に所属し、才能をさらに磨きました。
高校時代、翠富士が相撲を続けるモチベーションとなったのは、文化祭への参加だったそうです。
「文化祭めちゃくちゃ楽しそうだな！高校行きたい！」とテレビで文化祭の様子を見たことがきっかけで、相撲部のある飛龍高校への進学を決めたと言われています。
2年次にはインターハイに出場し、後に大関となる貴景勝（当時：佐藤貴信）を破る殊勲の星を挙げ、チームの団体3位入賞に貢献しました。
しかし、3年次には膝の怪我に悩まされ、思うような結果を残せなかったとのことです。
「大相撲春場所 熱海富士 前頭８枚目 翠富士 前頭１１枚目」
近畿大学時代
高校卒業後、近畿大学経営学部に進学。
大学でも相撲部に入部し、1年次には全国学生相撲個人体重別選手権大会100kg未満級で優勝するなど活躍しました。
大学時代の翠富士は、厳しい稽古と並行して、下級生としての役割も担いながら、礼儀作法や忍耐力を磨いていきました。
しかし、大学2年次に相撲部を退部し、さらに大学も中退してしまいます。
プロ入りを決意した翠富士は、故郷静岡に戻りながらも、元旭富士の伊勢ヶ濱親方にスカウトされ、伊勢ヶ濱部屋への入門を決意しました。
「大学中退は大きな決断だっただろうね。故郷に戻って、親方にスカウトされるなんて。」
「うん、逆境をチャンスに変える姿勢に感動するわ。」
翠富士の相撲人生における学歴の影響
中学時代の挫折と復活から得たもの
中学時代に相撲から離れた経験は大きな挫折でしたが、飛龍高校の栗原監督との出会いが彼を再び相撲の世界へと導きました。
この経験から、翠富士は「諦めない心」と「周囲への感謝」の大切さを学びました。
高校時代のライバルとの激闘
高校時代に貴景勝と対戦した経験は、翠富士にとって大きな刺激となりました。
体格で勝る相手を、自身のスピードと技で打ち破ったその瞬間は、彼の闘志に火をつけたと言えるでしょう。
大学中退と伊勢ヶ濱部屋への入門
大学中退という異色の経歴を経て、伊勢ヶ濱親方の熱意に心を動かされ、プロ入りを決意した翠富士。
この経験は、彼にとって大きな転機となり、厳しい角界での活躍の礎となりました。
「舞の海氏「これは本場所では使えないなと思って封印しました」／春場所」
プロ入り後の活躍
伊勢ヶ濱部屋に入門した翠富士は、2016年9月場所で初土俵を踏み、順調に番付を上げ、2020年3月場所で新十両昇進。
2020年11月場所では、旭秀鵬との優勝決定戦を制し、十両優勝を果たしました。
その後、2021年1月場所で新入幕を果たし、9勝6敗で勝ち越し、初の三賞・技能賞も受賞するなど、彼の努力が実を結んでいます。
まとめ｜翠富士の未来
翠富士は、小柄ながらもその才能と努力で幕内上位まで上り詰めた力士です。
彼の相撲人生は、中学・高校・大学という多彩な経験に支えられ、数々の挫折や挑戦を乗り越えて現在に至っています。
持ち前のスピードと技を武器に、これからも土俵を沸かせることでしょう。
今後の翠富士の活躍に、ますますの期待が高まります！
