
【霧島(元霧馬山)の家族】実家の父、母、兄弟はどんな人?性格は?
大相撲で活躍する霧島(元霧馬山)。
その強靭な足腰と豊富なスタミナで土俵を沸かせる彼を、モンゴルで支える家族とは一体どんな人たちなのでしょうか?
今回は、霧島の実家の父、母、兄弟について、その人物像や性格に迫ります。

霧島の家族って、モンゴルで暮らす中でどんな支えになっているんだろう?

そうね。家族の絆が、彼の強さの源になっているのは間違いないわ。
「関脇・霧馬山 大関昇進へ1日一番 ~推し相撲~」
引用元: NHK
霧島関の輝かしい功績
力士としての道を歩み始めた霧島関は、着実に番付を上げ、2020年1月場所に新入幕を果たしました。
その後も順調に実力をつけ、2023年3月場所では新関脇で初優勝を飾るという快挙を成し遂げ、同年5月場所後には大関に昇進。
モンゴル出身力士としては、史上5人目の大関昇進となりました。
霧島の出身地:モンゴル・ドルノド県
霧島はモンゴル国のドルノド県出身です。
ドルノド県はモンゴル東部に位置し、広大な草原が広がる地域です。
遊牧民が多く暮らすこの地で、霧島は幼い頃から馬に乗り、羊の世話をするなど、自然と触れ合いながら育ちました。
1日30kmもの乗馬や井戸からの水汲みを繰り返す生活が、彼の強靭な足腰を育む土台となったのでしょう。

広大な草原で育ったって、本当にたくさんの経験を積んだんだろうね。

ええ、自然と共に生きる環境が、彼の肉体と精神を鍛えたのは間違いないわ。
霧島の家族構成
霧島は祖父、父、兄、弟を持つ、まさに相撲一家に生まれました。
祖父:若葉山貞雄(時津風部屋・小結)
最高位は小結にまで上り詰めた、元力士です。
父:ビャンブチュルン(元力士・幕下)
霧島関の父も力士として活躍していました。
母:エンフゲレル
母親は、家族を温かく支える存在です。
兄:若隆元(荒汐部屋・幕下)
兄は、弟たちと共に荒汐部屋で切磋琢磨しています。
弟:若隆景(荒汐部屋・幕内)
弟は、兄弟仲も良好で、互いに刺激し合いながら力士としての道を歩んでいます。

家族構成を見ると、伝統ある相撲一家の重みが感じられるね。

そうね。それぞれの役割が、彼の成長を支えているのが伝わるわ。
霧島の家族の性格
父・ビャンブチュルン
霧島の父、ビャンブチュルンさんは、元力士で幕下まで昇進した経験を持ち、息子に対しては厳しく指導していました。
テレビ出演時には「子どもの頃から厳しく指導したために…」と語り、息子に厳しく接してきたことが伺えます。
その一方で、霧島の才能を高く評価し、「つらくてもやめるにやめられなかった」と、その才能を認める発言もしています。
母・エンフゲレル
霧島の母、エンフゲレルさんは、息子の活躍を陰ながら支える温かい母親です。
大関昇進の際には、「いつも電話で『頑張れ』と応援している」と喜びを語っており、息子を優しく見守る姿が印象的です。
兄・若隆元
霧島の兄、若隆元さんは、弟の霧島のことをユーモラスに語る一面があります。
「見かけは強そうでも、実はビビりだ」と評するなど、弟の意外な一面を明かしています。
弟・若隆景
霧島の弟、若隆景さんは、兄と切磋琢磨しながら、共に幕内上位で活躍する力士です。
兄弟仲は良好で、互いに刺激し合いながら成長しています。
「大関カド番の霧島が休場届け出、在位6場所で陥落確実に…首のけがが悪化」
引用元: 読売新聞オンライン
霧島の生い立ちと家族との関係
霧島は3800グラムで生まれ、3兄弟の中で最も運動神経が良かったといいます。
活発な子供で、水たまりに飛び込んだり、木登りを楽しんだりと元気いっぱいに過ごしていました。
小学2年生から相撲を始め、ソフトボールや柔道にも取り組む一方で、絵を描くことや物作りも得意でした。
中学からは相撲に専念するようになりましたが、実は相撲は嫌いで、すぐに泣き言を言う一面もあったそうです。
しかし、そのセンスは抜群で、大会では常に良い成績を残していました。
高校在学中に東日本大震災に被災し、兄の所属する荒汐部屋に避難。荒汐部屋の温かさに触れ、部屋の恩に報いるため、高校卒業前に荒汐部屋に入門することを決意しました。
当時、彼は身長は180cmを超えていたものの、体重は70kg未満の細身の青年でしたが、努力と運動神経で短期間に頭角を現しました。
霧島の家族の教育方針
霧島の父親は、厳しい指導を通じて力士としての成長を促しました。
「厳しい指導があったから今がある」という父親の言葉からは、息子に対する深い愛情と将来への真剣さが伝わってきます。
一方、母親は常に彼を応援し、精神的な支えとなっていました。
兄弟同士で切磋琢磨する環境も、霧島の成長に大きく寄与しています。
霧島の家族への思い
霧島は家族について多くを語ってはいませんが、新入幕会見では「これからは毎日テレビで見られる」と、モンゴルにいる家族への思いを語りました。
言葉の端々から、家族を大切にしている様子が伺えます。
まとめ
霧島は、相撲一家に生まれ、厳格な父親、温かい母親、そして兄弟に支えられて成長してきました。
幼い頃から自然と触れ合い、強靭な足腰を培ったこと、そして震災や荒汐部屋との出会いが、力士としての活躍に大きく寄与したと言えるでしょう。
驚くべきことに、霧島関は日本に来るまで相撲未経験でしたが、持ち前の才能と努力、そして家族の支えにより、短期間で番付を駆け上がり、大関にまで昇進しました。
彼の歩みは、努力と家族愛の賜物と言えるでしょう。
家族の応援を力に変え、これからも土俵での活躍に期待しています。