浅香山親方(魁皇)を支える素敵な奥様!元女子プロレスラーの充子さんってどんな人?
「大関」といえば、相撲界において横綱に次ぐ地位。
その大関を長年務め、人気力士として活躍した魁皇。
引退後は浅香山親方として後進の指導にあたっていますが、そんな親方を支える奥様は一体どんな人なのでしょうか?
実は、浅香山親方の奥様である充子さんは元女子プロレスラー!
この記事では、浅香山親方を陰ながら支える、元女子プロレスラーの充子さんについて、その人柄や夫婦の馴れ初め、子供についてなど、詳しくご紹介します。

浅香山親方の活躍を支える充子さん、どんなお方なのか気になりますね。

ええ、元女子プロレスラーという経歴もあるので、しなやかで強い印象がありますね。
卵巣がんを乗り越えて
充子さんは、1985年に女子プロレスラーとしてデビュー。
リングネームは「西脇充子」でした。
高い身体能力と端正なルックスで人気を集め、同期には北斗晶さんなどもいました。
しかし、1990年に23歳という若さで引退。
その後はタレントに転身し、特撮ドラマ『ブルースワット』では、悪の組織「ネオギルド」の幹部であるヤニミ役を演じました。
ところが、1997年、充子さんに卵巣がんが見つかりました。
手術は成功したものの、この病気によって子供を産むことができなくなってしまったといいます。
子供を産めなくなったという事実は、充子さんにとって大きな悲しみでしたが、彼女は前向きに生き続けようと決意しました。
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運命の出会い、そして結婚へ
卵巣がんの手術を受け、抗がん剤治療を終え、少しずつ日常を取り戻し始めた頃、充子さんは運命の出会いを果たします。
知人に「力士と会うと元気になるから」と誘われ、当時小結だった魁皇と出会ったのです。
魁皇は、闘病中の充子さんを励まし、支え続けました。
充子さんも魁皇の誠実な人柄に惹かれ、二人は交際をスタートさせます。
当時、魁皇は人気力士でありながら、なかなか大関に昇進できずにいました。
充子さんはそんな魁皇を叱咤激励し、精神的な支えとなったといいます。
お互いに勝負の世界で生きてきた者同士、深い部分で理解し合えたのかもしれません。
充子さんは、魁皇の現役時代を「まるで息子を育てているようだった」と振り返っています。
そして1999年6月、二人は結婚。
充子さんは魁皇より5歳年上の姉さん女房です。
結婚式はホテルニューオータニで行われ、560人もの招待客が出席しました。
結婚式では、「浮気をするなら私にばれないように、責任をもって。
自分でケツがふけるならばどうぞ」と釘を刺したというエピソードも。
魁皇は「絶対しません」と答えるしかなかったそうです。

魁皇と充子さんの出会いは、まさに運命的だったと思う。

そうね。お互いの苦労を理解し合えるからこその、強い絆を感じるわ。
夫婦として
結婚後、充子さんは魁皇の力士としての生活を献身的に支えました。
魁皇は腰痛を抱えており、晩年は怪我も多かったため、充子さんは常に彼の体調を気遣い、食事や生活面でサポートを続けたといいます。
「買い物に行ってほしい」という言葉さえも、魁皇の腰を悪化させないように配慮していたそうです。
日々の生活の中で、魁皇の体のケアを最優先に考えていたとのことです。
マッサージの後には、大きな体に湿布を10枚ほど貼るのも日課だったそうです。
また、毎朝、生のニンジンを10本ほどミキサーにかけて作るニンジンジュースとリンゴジュースを飲ませていたとも伝えられています。
2024年2月、充子さんは乳がんが見つかりました。
卵巣がんを克服した矢先の出来事に、充子さんは大きなショックを受け、「なぜ今になって、またこの私が?」と涙が止まらなかったといいます。
手術を控えた入院中、充子さんのもとには浅香山部屋の弟子たちから動画メッセージが届き、弟子たちの笑顔と励ましの言葉に涙を流したそうです。
この出来事をきっかけに、魁皇は夫婦二人で過ごす時間を増やし、電動自転車を購入して一緒にランチに出かけるなど、夫婦の時間を大切にしているそうです。
「【浅香山親方の怪力評論】豊昇龍、攻め意識して 大の里は前に出る相撲を|スポーツ|全国のニュース|富山新聞」
浅香山部屋の雰囲気
2011年7月、魁皇は現役を引退し、浅香山親方となりました。
2014年には東京都墨田区に浅香山部屋を設立。
充子さんもおかみさんとして、部屋を支えています。
浅香山部屋は、親方とおかみさんの人柄が反映された、明るく温かい雰囲気の部屋です。
充子さんは弟子たちの面倒見がよく、まるで母親のように接しているそうです。
弟子たちも充子さんを慕っており、部屋にはいつも笑い声が絶えないとのことです。

浅香山部屋は、充子さんのおかげで本当に温かい雰囲気になっているね。

ええ、充子さんは弟子たちの相談相手にもなっていて、母親のような存在よ。
「浅香山親方の目 初場所序盤戦を振り返る|推し相撲番外 – 大相撲中継」
浅香山部屋のおかみさんとして
おかみさんとしての充子さんは、弟子たちの相談相手になったり、悩みを聞いたりと、精神的な支えにもなっています。
時には、弟子たちの肩をもんであげることもあるそうです。
ある時、十両に昇進した魁勝関に好きな女性のタイプを尋ねたところ、「理想は、おかみさんです。楽しくて明るくて、さっぱりしてるところが好きです」と答えたそうです。
それを聞いた充子さんは、「私がそう言わせるように仕向けてるんです。あはは!」と笑い飛ばしたといいます。
まとめ
元女子プロレスラーという異色の経歴を持つ浅香山親方の奥様、充子さん。
卵巣がんや乳がんを乗り越え、力士時代から親方になった現在まで、一貫して魁皇を支え続けてきました。
「大変なこともあったけれど、彼と一緒に乗り越えられて本当によかった」と充子さんは語っています。
弟子たちからも慕われる、明るく優しいおかみさんとして、これからも浅香山親方と浅香山部屋を温かく支えていくことでしょう。
充子さんの生き方は、多くの人にとって希望の光となり、私たちに勇気を与えてくれます。