【相撲】土俵に塩をまき散らす!歴代力士まとめ

照強の豪快な塩まき! - YouTube
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大相撲の取組前、力士が土俵に塩をまく姿は、相撲観戦の醍醐味の一つと言えるでしょう。

土俵に塩をまくのは、神聖な場所である土俵を清めるためです。

昔、相撲は豊作を願う神事だった名残があり、現在もその伝統が受け継がれています。

また、力士が怪我をしないように安全を祈る意味も込められています。

塩まきの量は力士によって様々ですが、中には豪快に塩をまく力士もいます。

今回は、そんな「塩まき名人」と呼べる力士たちを、時代順に紹介していきたいと思います。

一般男性
土俵を清めるための塩まき、昔からの伝統だよね。

一般女性
そうね。力士の安全を祈る気持ちも込められているんだもの。

「【平成の名力士列伝:水戸泉】豪華な塩まきと取り口で多くのファンの心を掴んだ名関脇の激動の相撲人生」

引用元: webスポルティーバ

塩まき力士列伝

力士名 生年月日 出身地 最高位 塩まきの量や特徴 塩まきに関するエピソードや逸話
水戸泉 1962年5月2日 茨城県水戸市 関脇 大量の塩を豪快に撒き上げる イギリス公演で「ソルトシェイカー」と紹介された
旭日松 1988年2月8日 兵庫県神戸市 前頭11枚目 制限時間いっぱいまで待つ 2012年の五月場所で10連敗したのをきっかけに、相手をひるませる目的で豪快な塩まきを始めた
照強 1995年1月17日 兵庫県南あわじ市 前頭8枚目 大量の塩を右手で固めてから撒く 阪神・淡路大震災の日に生まれた
天空海 1997年1月14日 岡山県倉敷市 十両9枚目 大量の塩を撒き、自身にもかかる 令和5年(2023年)五月場所から大量の塩を撒くパフォーマンスで注目を集め始めた

水戸泉

水戸泉の豪快な塩まき
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水戸泉は、その豪快な塩まきで一時代を築いた力士です。

大きな手で塩をわしづかみにして天井めがけて豪快にまく姿は、多くの観客を魅了しました。

イギリス公演では「ソルト・シェイカー」と紹介され、海外でも話題になりました。

対戦相手だった朝乃若も、水戸泉に負けじと大量の塩を撒く力士として知られています。

一般男性
水戸泉の豪快さには、見る者を圧倒する力があるね。

一般女性
ええ、その迫力は今も語り継がれているわ。

「元幕内の照強が引退 豪快塩まきで土俵沸かせた小兵力士、現在は幕下」

引用元: 日刊スポーツ

旭日松

旭日松は、制限時間いっぱいまで待ってから豪快に塩をまくスタイルで人気を集めました。

相手をひるませる効果を狙っていたと言われ、2012年の五月場所で10連敗したのをきっかけに、この塩まきを始めたと伝えられています。

一般男性
旭日松の戦略は、相手を驚かせるための一手だったんだね。

一般女性
そうね。あの大胆さが彼の個性になっているのかもしれないわ。

照強

小兵力士の照強は、雪合戦の雪玉を作るように、右手でつかんだ大量の塩を左手で固めてから撒くのが特徴です。

1995年1月17日、阪神・淡路大震災の日に生まれたというエピソードも持ち合わせています。

一般男性
照強の塩まきは、まるで計算されたかのような正確さを感じるね。

一般女性
その技術は、見る者に強い印象を与えるわ。

天空海

天空海は、令和に入ってから頭角を現した塩まき力士です。

令和5年(2023年)五月場所から、清めの塩を大量に撒くパフォーマンスで注目を集め始めました。

ある一番では、あまりの量の塩を撒いたため、自分の頭にも塩がかかってしまうというハプニングもありました。

一般男性
天空海のパフォーマンスは、見逃せないインパクトがあるね。

一般女性
ええ、あの大胆さとユーモアが、若いファンにも支持される理由かもしれないわ。

「大相撲 元幕内の照強が引退 動きのよさや塩まきで土俵沸かす」

引用元: NHK

塩まきの豆知識

大相撲では、1場所に約520kgの塩が使われています。

単純計算で、1日あたり約35kg、力士1人が約500gまいていることになります。

塩をまけるのは十両以上の力士のみで、使用後の塩は産業廃棄物として処理されます。

今回は、相撲における塩まきの意味や歴史、そして豪快な塩まきで知られる力士たちを紹介しました。

力士たちの塩まきに注目して相撲観戦をすると、さらに面白さが増すかもしれません。