歴代豊山はこんな人!初代から3代のまとめ!

【修正再投稿】知られざる過去。元幕内・豊山さんと相撲対談!【前編】
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大相撲の世界では、同じ四股名を襲名する力士が代々存在します。

今回は、その中でも「豊山」という四股名に焦点を当て、初代から3代目までの力士を詳しく紹介します。

それぞれの力士の個性や活躍、そして「豊山」という四股名に込められた意味について考えていきましょう。

一般男性
「豊山という名前には、力強さと豊穣のイメージが感じられるね。」

一般女性
「そうね。代々受け継がれる歴史が、その重みを物語っているわ。」
力士名 出身地 所属部屋 最高位 得意技
初代 豊山(詳細不明) 不明 不明 大関 不明
2代目 豊山 政夫 武蔵国荏原郡上渋谷村(現:東京都渋谷区) 友綱部屋 関脇 左四つ、寄り
3代目 豊山 勝男 新潟県新発田市 時津風部屋 東大関 突っ張り、右四つ、吊り、寄り、上手投げ
4代目 豊山 広光 新潟県新発田市 時津風部屋 東小結 右四つ、突っ張り、吊り、寄り
5代目 豊山 勝悟 不明 時津風部屋 序ノ口 不明

初代豊山:江戸時代末期の大関

初代豊山は、江戸時代末期の嘉永年間から明治時代初期にかけて活躍した力士です。

出身地や所属部屋などの詳細は不明ですが、最高位は大関にまで上り詰めたという記録が残っています。

記録が乏しい時代とはいえ、初代豊山が大関に上り詰めたことは、当時を代表する力士であった証と言えるでしょう。

一般男性
「初代豊山は謎が多いけど、大関まで上り詰めたってだけで偉大だよね。」

一般女性
「本当に。詳細は分からないけど、その存在感は計り知れないわ。」

2代目豊山:江戸時代末期から明治時代初期の関脇

2代目豊山こと豊山 政夫は、江戸時代末期から明治時代初期にかけて活躍した力士です。

出身地は現在の東京都渋谷区にあたる武蔵国荏原郡上渋谷村、所属は友綱部屋でした。

最高位は関脇で、得意技は「左四つ、寄り」。

小兵ながら強靭な足腰と粘り強い相撲で、横綱太刀山との対戦は名勝負として語り継がれています。

引退後は年寄・二十山を襲名しました。

一般男性
「2代目は小兵ながらも、その粘り強さが光っていたね。」

一般女性
「横綱との名勝負、今も語り継がれる逸話だわ。」

「大の里(新潟・海洋高校出身)大関昇進、臨時理事会開催へ 出世の速さは初代豊山(新発田市出身)超え」

引用元: 新潟日報デジタルプラス

3代目豊山:昭和時代中期の大学出身大関

3代目豊山こと豊山 勝男は、1960年代に活躍した力士です。

新潟県新発田市出身で、所属は時津風部屋、最高位は東大関

得意技は「突っ張り、右四つ、吊り、寄り、上手投げ」。

「むっつり右門」の異名を持つ、東京農業大学出身のインテリ力士としても知られ、大学時代には学生横綱に輝き、大関昇進後は取り口が変化したことから「迷いと言えば豊山」とも呼ばれました。

引退後は日本相撲協会の理事長を務め、協会の近代化に尽力しました。

一般男性
「3代目は、知性と実力を兼ね備えた力士だったね。」

一般女性
「理事長としても活躍したなんて、本当にすごいわ。」

4代目豊山:平成生まれの新潟出身力士

豊山電撃引退!国技館最後の取組。剣翔 vs 豊山【大相撲九月場所令和四年】
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4代目豊山こと豊山 亮太は、平成5年生まれの新潟県新潟市北区出身で、所属は時津風部屋

最高位は西前頭筆頭

得意技は「突き、押し」。

東京農業大学出身で、学生時代には全国学生相撲選手権大会で団体優勝を経験。2016年3月場所に初土俵を踏み、2016年11月場所に新十両、翌2017年5月場所に新入幕を果たしました。

2018年7月場所では12勝3敗で敢闘賞を受賞し、2022年11月場所限りで現役を引退。その後はパーソナルトレーナーとしての活動を示唆しました。

一般男性
「4代目は若さと実力を兼ね備えていて、未来が楽しみだったね。」

一般女性
「その通り。引退後も新たな道に進む姿勢が印象的だったわ。」

豊山 広光と豊山 勝悟

3代目、4代目以外にも、豊山という四股名を名乗る力士が存在します。

4代目豊山こと豊山 広光は、昭和22年生まれの新潟県新発田市出身で、所属は時津風部屋、最高位は小結

東京農業大学出身で、学生時代には国民体育大会相撲競技で優勝するなどの実績があり、得意技は「右四つ、突っ張り、吊り、寄り」。

幕内在位51場所、金星8個など、息の長い活躍を見せ、引退後は年寄・湊を襲名し、湊部屋を創設。2020年9月19日、膵臓がんにより72歳で亡くなりました。

5代目豊山こと豊山 勝悟は、2023年1月場所に時津風部屋から初土俵を踏み、今後の活躍が期待されています。

まとめ:豊山という四股名

「豊山」という四股名は、時代を超えて多くの力士に受け継がれてきました。

初代豊山は謎に包まれた大関、2代目は小兵ながら横綱に挑み、3代目は大学出身のインテリ力士として活躍しました。

4代目、そして5代目と、豊山という名前には力強さ豊穣のイメージが込められており、各世代の力士がその名に恥じぬ活躍を見せてきました。

今後も、豊山という四股名を継承する力士たちが相撲界を盛り上げてくれることを期待したいですね。

一般男性
歴代の豊山を振り返ると、どの世代も個性が際立っているね。

一般女性
そうね。それぞれの活躍が今も相撲界に大きな影響を与えているのが伝わるわ。