【金峰山晴樹の学歴】知られざる学生時代と相撲との出会い
今、大相撲で最も注目を集める力士の一人、金峰山晴樹。
カザフスタン出身の力士として初の幕内入りを果たし、その豪快な突き押しで多くのファンを魅了しています。
愛称は「イェルシン」「キンちゃん」「サモハン」。
彼の活躍の裏には、どのような学生時代があったのでしょうか? 今回は、金峰山晴樹の知られざる学歴に迫ります。
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柔道少年から相撲界へ
金峰山晴樹は、1997年6月24日、カザフスタン・アルマトイ州アルマトイ市に生まれました。
来日前は柔道に励んでいましたが、18歳の時に元横綱・朝青龍の目に留まり、相撲界へ進むことを決意。
朝青龍の紹介で日本の目黒日本大学高校(旧・日出高校)に編入し、相撲を始めました。

柔道から相撲へ転向するのは大きな決断だったね。

そうね。彼の勇気と情熱が、今の活躍に繋がっているんだろうね。
目黒日本大学高校時代
目黒日本大学高校では、相撲部に所属し、厳しい稽古に励みました。
高校時代の情報は限られていますが、元々は柔道選手だった彼が、異国の地で相撲という新たな競技に挑戦し、才能を開花させたことは想像に難くありません。

高校での厳しい稽古、本当に大変だっただろうね。

ええ、でもその経験が今の基礎となっているんでしょうね。
高校での活躍と進学
高校での活躍を認められ、金峰山は名門・日本大学へと進学しました。
日本大学時代
日本大学スポーツ科学部競技スポーツ学科に進学後、大学でも相撲部に所属し、着実に実力をつけました。
大学3年次には学生選手権団体優勝、全日本選手権個人準優勝と輝かしい成績を残し、4年次には学生選手権で3位、全日本選手権ではベスト16と上位進出を果たしました。
大学時代の金峰山は、まさに文武両道。学業と相撲の両立に励み、充実した学生生活を送っていました。

大学で学業と相撲を両立するのは本当に大変だったはずだね。

そうね。でも彼の成績を見れば、その努力がしっかり実を結んでいることがわかるわ。
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大相撲へ
大学卒業後、日本大学の勧めで大相撲の世界へ進むことを決意し、日大OBが師匠を務める木瀬部屋に入門しました。
2021年11月場所に初土俵を踏み、順調に番付を上げていきました。
2023年3月場所には新入幕を果たし、カザフスタン出身力士として初の幕内力士となりました。
新入幕会見では、「できれば1、2場所ぐらいは早く上がりたいなと思っていた」と語り、師匠の木瀬も期待を寄せていました。

初土俵は相当緊張しただろうね。でも、すぐに番付を上げたんだ。

彼の才能と努力があれば、すぐに結果につながるのも納得ね。
金峰山晴樹の強さの秘密
金峰山の強さの秘密は、その恵まれた体格と、持ち前の負けん気、そして大学時代に培った相撲の基礎力にあります。
学生時代から突き押しを得意とし、全日本選手権では準優勝するなど、その実力は折り紙付きでした。
師匠である木瀬親方は、「右を掴まないように前に出て突っ張るだけ」と指導しており、金峰山自身も大学時代の相撲を思い出し、突っ張ることに重点を置いて稽古に励んでいます。
また、柔道経験が、現在の相撲スタイルに影響を与えている可能性もあります。

彼の強さは、基礎からしっかり磨かれているところにあるね。

柔道の経験も生きているし、その努力が伺えるわ。
今後の活躍に期待
金峰山晴樹は、まだ若く、これからさらなる成長が期待される力士です。
持ち前のパワーとスピードを活かし、今後の上位進出に期待が寄せられています。

彼はまだ若いから、これからの成長が楽しみだね。

そうね。これからの活躍に期待して、応援していきましょう。
まとめ
金峰山晴樹の学歴を振り返ると、彼が相撲に真摯に向き合い、努力を積み重ねてきたことがよく分かります。
高校時代、柔道から相撲へ転向し、目黒日本大学高校で基礎を築き、さらに日本大学で文武両道を実現。
大相撲へ進んだ後も、彼の努力と才能は着実に実を結び、今後の活躍がますます期待されます。
異色の経歴と、カザフスタン出身という背景を持ちながら、彼は相撲界に新たな風を巻き起こしています。
これからも、金峰山晴樹の挑戦と成長から目が離せません。