才色兼備!安美錦(安治川親方)の嫁(おかみ)ってどんな人?
元力士の奥様ってどんな人なんだろう…?と気になったことはありませんか?近年、相撲人気が再燃している中、力士たちのプライベートにも注目が集まっています。
今回は、元関脇・安美錦竜児さん、現・安治川親方の奥様について詳しくご紹介します。実は、安治川親方の奥様は、早稲田大学大学院で相撲部屋のおかみさんに関する研究で修士論文を書き上げた才女なのです。
安美錦(安治川親方)の嫁はどんな人?
安治川親方の奥様は、浅香絵莉さんという方です。
早稲田大学法学部を卒業後、芸能活動を行っていた才女で、結婚前はタレントやマジシャンとして活躍していました。
絵莉さんは、安美錦関(当時)の1学年年上で、身長170センチのスラリとした美人です。
「才色兼備」と称されるのも納得ですね。性格は穏やかで優しく、ユーモアのある安美錦関を支え続けてきました。
ちなみに、絵莉さん自身も大の相撲好き、いわゆる「スー女」だったそうです。
Attribute | Details |
---|---|
名前 | 浅香絵莉 |
年齢 | 安美錦より1歳年上 |
出身地 | 東京都 |
最終学歴 | 早稲田大学法学部卒 |
職業 | 元タレント、元マジシャン、安治川部屋のおかみさん |
馴れ初めは?
2人の出会いは、2012年12月に開催された日馬富士の横綱昇進祝賀会でした。
後援者からの紹介で知り合い、安美錦関は絵莉さんと初めて会った瞬間に「この人と結婚する」と直感したといいます。
運命の出会い、そしてビビッときたんですね!そこから猛アタックを開始し、交際わずか2ヶ月でゴールイン。
2013年1月場所後にプロポーズ、2月には婚約を発表、4月に入籍、6月に結婚披露宴を行いました。
当初は9月に披露宴を予定していたそうですが、絵莉さんの妊娠が分かったため、時期を早めたそうです。

出会いの瞬間、安美錦関が直感したって、本当に運命を感じるよね。

そうね。偶然じゃなく、しっかりとした縁を感じさせる出会いだったのよね。
「大相撲九州場所十両の土俵で活躍した安青錦 元安美錦から受け継ぐ技術の秘訣とウクライナで抱いた夢の実現」
結婚生活は?
絵莉さんは結婚するまで料理の経験がほとんどなく、相撲の世界についても全く知らなかったそうです。
しかし、結婚後は「この人を支えたい!」という一心で料理の勉強を始め、アスリートフードマイスターの資格を取得。
伊勢ヶ濱部屋の女将に相撲の世界を教わりながら、怪我の多かった安美錦関を献身的に支え、場所中は最低でも10品のおかずを揃えるのが日課だったそうです。
安美錦関自身も、絵莉さんのサポートで「結婚してから食生活が改善された。朝に稽古場へ行っても体が疲れなくなった」と語っています。

結婚してから、確かに体調が良くなったって話を聞いたよ。食生活が変わるって本当に大きいね。

ええ、奥様の献身的なサポートが、長い現役生活の秘訣なのかもしれないわ。
「相撲部 元関脇・安美錦の安治川親方が稲門会・稲門相撲會を設立」
子供は何人?
安美錦関と絵莉さんの間には、3人の子供がいます。
第1子と第2子は女の子、第3子は男の子です。
2017年の夏巡業中、安美錦関は「夏巡業があるため海へ子供を連れて行ってやれない」と気にかけ、長男と寝ながら海の夢を見る絵日記を描いたというエピソードも残っています。
子煩悩な一面が垣間見えますね。
安治川部屋のおかみさんとして
2019年7月場所限りで現役を引退した安美錦関は、年寄・安治川を襲名。
2007年に取得していたこの名跡で、2023年12月には念願の安治川部屋を新設しました。
絵莉さんは、おかみさんとして部屋の運営を支えています。
早稲田大学大学院で「相撲部屋におけるおかみさんの役割」を研究テーマに修士論文を書き上げたこともあり、その手腕に期待が高まります。
力士の妻は角界独特の事情に巻き込まれることも多く、例えば大関・琴奨菊の奥様との違いなども注目されています。
安治川親方の場合、年寄株の都合で部屋を興すのが難しかった背景もあり、2016年10月~2018年4月にかけて名跡が変更され、ようやく2023年12月に部屋を再興することができました。
絵莉さんは、こうした状況の変化にも柔軟に対応しながら、安美錦関を支え続けています。
絵莉さんは「30年後も今みたいにたくさんのお客さんが相撲を見ているのが理想。さらにスー女の皆さんを増やしたい」と語っており、おかみさんとして相撲界を盛り上げる意志が強いです。
家族とのエピソード
安美錦関の実家は、青森県西津軽郡深浦町にあるJR北金ヶ沢駅前の「杉野森旅館」です。
父は漁師をしながら旅館を営み、青森県相撲連盟の要職も務めていました。
兄は元幕内力士の安壮富士清寿さん、安美錦関は3人兄妹の真ん中で、妹さんが1人います。
両親はTBSの「さんまのSUPERからくりTV」の人気コーナーに2度出演し、家族全体で相撲界を支える温かいエピソードもあります。
また、安美錦関には、2学年上の高見盛(現・東関)という仲間もおり、巡業先では共に飲みに行くこともあったそうです。
2020年5月には、出身地である青森県深浦町が功労褒賞を贈るなど、地域との絆も深いです。
甥の桜庭燎さんは2022年11月場所に初土俵を踏むなど、次世代の力士育成にもつながっています。
趣味・嗜好
安美錦関は、長渕剛さんのファンで、「男らしい」という点に惹かれているそうです。
2007年2月の福祉大相撲で長渕さんの「とんぼ」を披露したこともあり、バラエティ番組でこの曲がリクエストされることも多いです。
アキレス腱断裂の大怪我の際はブルーハーツの「情熱の薔薇」を繰り返し聴き、奥様が「歌でも聴きなさい」と勧めたのがきっかけだそうです。
最近はネットショッピングに熱中し、辛い時期には毎日ダンボールが届くほどだとか。
2016年2月にはMBSの「プレバト!!」に出演し、「君恋し菜の花越しの汽車を待つ」という句で凡人2位を獲得するなど、ユーモアも感じさせる一面があります。
ユーモアあふれる一面
安美錦関はインタビュールームで冗談を言うことが多く、横綱を破って会場に大量の座布団が舞った際には「座布団なくなるんじゃないかな」とコメント。
また、2日連続のインタビューでは、担当アナウンサーが同じだったことから「(勝利の秘訣は)三瓶さんですね」と笑いを誘うなど、ユーモア溢れる一面も見せています。
2008年秋の巡業では、ちびっこ大相撲で子供力士にジャイアントスイングをかけた後、自ら目を回して転がるパフォーマンスも披露しました。
相撲人生
安美錦関は、青森県深浦町立修道小学校1年生の時、お父様が主宰する相撲道場「天心館」で相撲を始めました。
深浦町立大戸瀬中学校、青森県立鰺ヶ沢高等学校の相撲部で活躍し、高校時代には選抜高校相撲十和田大会で優勝するなど輝かしい成績を残しました。
高校卒業後、兄の姿に感銘を受け兄と同じ安治川部屋に入門。
安美錦関は入門した弟子の中で初めて関取となり、新入幕時は幕内最年少・最軽量でしたが、10勝を挙げ敢闘賞を受賞。
2002年3月場所には技能賞、2003年1月場所には横綱・貴乃花を破り初金星を獲得。
25歳の時に右膝靱帯断裂の大怪我を負い、その後も不屈の精神で復活。
39歳0ヶ月での再入幕は昭和以降最年長の記録となり、「行司泣かせ」の異名を持つ独特の相撲で多くのファンを魅了しました。
引退に際しては、16代荒磯親方から「本当に強い力士」と称賛されています。
まとめ
安治川親方の奥様、絵莉さんは才色兼備で献身的な女性です。
料理の腕を磨き、栄養面に気を配り、夫を支え続けてきました。
結婚後も仕事を続けながら、おかみさんとしての役割を果たし、相撲界を盛り上げる存在となっています。
絵莉さんの存在が、安美錦関の長い現役生活を支え、安治川部屋の礎となっています。
今後も、おかみさんとして相撲界全体を盛り上げていくことが期待されます。